シリーズ二十四人の女24

「三十歳差の恋」

<短編小説>

著者:高瀬甚太
定価:本体250円(税別)

主な発売サイト

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高瀬甚太さんのコメント

三十歳の年の差を超えた男と女の愛情物語。この物語は、実話に基づいた話です。年の差を超えた男と女の単純なラブストーリーではなく、愛の在り方を考えさせる展開になっています。私はこの話を友人から聞き、是非とも描きたいと思い取材させていただきました。取材した成果が表れているといいと思うのですが、まずはお読みになってください。

Profaile

高瀬甚太(たかせじんた)

和歌山県出身。15歳の年に単身上阪。以後、さまざまな職業を経験して、35歳の時、出版社に編集長としてスカウトされ、三十年間、出版経営に携わる。500点余の出版物を発刊し、千人強の人たちと出会う。その体験を生かして編集の仕事を辞し、小説の世界に飛び込む。現在、電子書籍を中心に500数十点の本を上梓。現在も精力的に作品を書き続けている。代表作に『大阪人大全』(リベラル社)、『編集長の些末な事件ファイル』『笑わんかい!』『退職刑事 榊原陽一郎』『二十四人の女』『ローランボックルタウンシリーズ』『えびす亭百人物語』(いずれも太陽堂出版より電子書籍として発売中)他多数。

編集部のコメント

三十歳の歳の差を越えて、織り成す男女の物語がすごくドキドキします。二人の間には目に見えない赤い糸というかご縁がある様に感じました。中年男性の諸兄方には、少し、夢のあるお話かもしれません。

人物紹介

小柳洋一
小さな出版社を経営する社長。那須史江と年の差の離れた恋に陥る。
那須史江
小栁が出入りする会社の社長秘書。30歳差の年の差がある小柳に惹かれて行く。
田坂幸太郎
那須史江が勤める会社の社長。
居酒屋の店主
商店街から少し外れた小さな居酒屋の気のいい店主。
小柳の奥さん
二人目の長女の誕生で小柳とセックスレスに陥る。
イラスト作家
小柳洋一の元愛人。
取引先の社長
史江の見合い相手を紹介する。
見合い相手
目立たないごく普通の男。
同僚の女性
小栁に会い、史江の結婚式の様子を話す。
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