~一途な愛は奇跡を興す~

「十年恋」

<短編小説>

著者:高瀬甚太
定価:本体250円(税別)

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高瀬甚太さんのコメント

十年という長い年月、人は一度も交信しないまま愛する人との約束を守り、待ち続けることができるだろうか。この物語はそんな男女の十年目の約束の日を描いたものです。私は純粋さこそが恋愛にとって一番必須のものではないかと思っていますが、純粋に人を愛することのなんと難しいことかといつも身を持って感じています。ああ、情けなや――。

Profaile

高瀬甚太(たかせじんた)

和歌山県出身。15歳の年に単身上阪。以後、さまざまな職業を経験して、35歳の時、出版社に編集長としてスカウトされ、三十年間、出版経営に携わる。500点余の出版物を発刊し、千人強の人たちと出会う。その体験を生かして編集の仕事を辞し、小説の世界に飛び込む。現在、電子書籍を中心に500数十点の本を上梓。現在も精力的に作品を書き続けている。代表作に『大阪人大全』(リベラル社)、『編集長の些末な事件ファイル』『笑わんかい!』『退職刑事 榊原陽一郎』『二十四人の女』『ローランボックルタウンシリーズ』『えびす亭百人物語』(いずれも太陽堂出版より電子書籍として発売中)他多数。

編集部のコメント

10年待つ。そんなこと本当にできるのだろうか。悶々としたまま、迷い、そして待つ主人公の悩みが伝わってくる感じがします。どこでどうつながるかわからない、そんな面白さを感じてもらえればと思いました。ぜひ読んで頂きたい短編です。

人物紹介

村木順平
主人公。
斉藤明人
大学時代からなの友人
祖母
斉藤の親戚
村椿マリモ
美しく、落ち着いた女性。
叔母
マリモの叔母。
父親
明人の父親。
ウエイトレス
ラウンジのウエイトレス。
輿内芳江
斉藤のお見合いの相手。
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