太陽堂出版

高瀬甚太さんのコメント

この作品は、以前、書いたものを改筆して書きなおしたものです。長編ということもあって、大変な作業ではありましたが、それなりに面白い作品になったのではないかと思っています。第一回目は、事件の発端を描いています。ぜひ、御一読ください。

編集部のコメント

南紀の漁村での凄惨な事件。これからの展開が気になる始まり方で、どうなるんだろうと、ドキドキします。ぜひご一緒に謎解きや今後の展開を楽しんでいただければと思います。

人物紹介

濱中八重子

漁村の住民。玉置みどりの死体を発見する。唯一の目撃者。

濱中武雄

漁村の住民、八重子の夫で漁師。

玉城みどり

夫の貞治が行方不明になった後、魚の行商をしながら子供を育てていたが――。

長部智宏

通称、長さん。町の名物刑事。

玉城貞治

玉置みどりの夫で漁師。海難事故で行方不明になっている。

木下一夫

村長。

玉城の子供

母のみどりが殺害される。