「三味線お米 前編」

<短編分冊>

著者:高瀬甚太
定価:本体250円(税別)

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高瀬甚太さんのコメント

大阪は食の街でもありますが、芸人の街でもあります。しかもおもろい芸人がたくさん存在する街です。友人が某有名喜劇の支配人をしていた縁から、その友人の話を元に書いた、私の大好きな作品の一つです。おもろうてやがて哀しき――、笑いあれば必ず涙もある。芸人の切ない話、どうかご一読ください。

Profaile

高瀬甚太(たかせじんた)

和歌山県出身。15歳の年に単身上阪。以後、さまざまな職業を経験して、35歳の時、出版社に編集長としてスカウトされ、三十年間、出版経営に携わる。500点余の出版物を発刊し、千人強の人たちと出会う。その体験を生かして編集の仕事を辞し、小説の世界に飛び込む。現在、電子書籍を中心に500数十点の本を上梓。現在も精力的に作品を書き続けている。代表作に『大阪人大全』(リベラル社)、『編集長の些末な事件ファイル』『笑わんかい!』『退職刑事 榊原陽一郎』『二十四人の女』『ローランボックルタウンシリーズ』『えびす亭百人物語』(いずれも太陽堂出版より電子書籍として発売中)他多数。

編集部のコメント

芸人の町、大阪で三味線一筋に芸をするお米さんの物語。お米さんの思い、えり子の思い、支配人の思い。3人はどうなっていくんだろうかと気になる前編です。このまますれ違うのでしょうか。ぜひ御覧願います。

人物紹介

お米
時代に取り残されたベテラン三味線漫談師。えり子の幸せを願っている。
吉永勝彦
劇場の支配人。お米の娘、えり子に好意を持つが――。
新人落語家
デビュー間もない人気落語家。傲慢不遜な態度で芸人たちの反感を買う。
えり子
お米の娘。支配人の吉永に好意を持つが、お米の二代目として立つ決心をする。
芸人たち
浮き沈みの激しい芸界にあって、それぞれに切磋琢磨して働く劇場の芸人たち。
三枝
課長。吉本支配人の上司。
北畠
常務。
勝彦の父親
芸人の娘を嫁にもらうことを反対している、昔気質な父親。
柳美智子
女子事務員。
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