編集長の些末な事件ファイル161

「岩に棲む鬼(前編)」

<短編分冊>

著者:高瀬甚太
定価:本体250円(税別)

主な発売サイト

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高瀬甚太さんのコメント

少し前ですが、磐座(いわくら)について調べたことがあります。精霊の宿る石の存在を信じるようになったのはそれから後のことです。磐座を研究する書物はそれほど多くありませんが、磐座を数体、庭に置いている方がいて、その方のお話しを聞いて、磐座に関する小説を二、三作書いたことがあります。しばらく磐座のことを忘れていましたが、フッと気の赴くまま、書き上げたのがこの作品です。なぜ、この作品を書く気になったのか、今でも不明です。

Profaile

高瀬甚太(たかせじんた)

和歌山県出身。15歳の年に単身上阪。以後、さまざまな職業を経験して、35歳の時、出版社に編集長としてスカウトされ、三十年間、出版経営に携わる。500点余の出版物を発刊し、千人強の人たちと出会う。その体験を生かして編集の仕事を辞し、小説の世界に飛び込む。現在、電子書籍を中心に500数十点の本を上梓。現在も精力的に作品を書き続けている。代表作に『大阪人大全』(リベラル社)、『編集長の些末な事件ファイル』『笑わんかい!』『退職刑事 榊原陽一郎』『二十四人の女』『ローランボックルタウンシリーズ』『えびす亭百人物語』(いずれも太陽堂出版より電子書籍として発売中)他多数。

編集部のコメント

摩訶不思議なお話なんですが、登場してくる老婆の言動も、インパクトがあり、物語に引き込まれていきます。原因究明の為、現場に向かう一行の起こる現象。どうなっていくのか?ドキドキです。その感じを味わってもらえればと思います。

人物紹介

井森公平
極楽出版の編集長。好奇心旺盛が災いして種々の事件に巻き込まれてしまう。
江西みどり
極楽出版の経歴、才能豊かな社員。正体不明のところあり。
安藤いずみ
岩に棲む霊に取りつかれた、山登りの好きな女性。
いずみの祖母
孫のいずみに代わって井森に依頼に訪れる。
川口慧眼
劉王寺の住職。密教パワーで井森と共に数々の霊と戦う。
登山サークル
メンバーたちは、全員で七名。男子四名、女子三名。
太陽堂出版バナー ホープブックスバナー 「奪還 (前編)」 高瀬甚太 ~一途な愛は奇跡を興す~「十年恋」 高瀬甚太 「友に贈る酒」 高瀬甚太 二十四人の女 一「冤罪」 高瀬甚太 「愛犬物語 (一)」 高瀬甚太 「追憶 母を偲んで」 高瀬甚太 ~誰が母を殺したのか~ 「暗流 第一回」 高瀬甚太 「白・色・殺人」 高瀬甚太 編集長の些末な事件ファイル166「悪魔の棲む家 前編」 高瀬甚太 えびす亭百人物語 第八十番目の客「余命九十日のシゲやん」 高瀬甚太 「三味線お米 前編」 高瀬甚太 シリーズ・ローランボックルタウン(一)「ローランボックルのピンクハウス」 高瀬甚太

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