「桜の季節に」

<短編小説>

著者:高瀬甚太
定価:本体250円(税別)

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高瀬甚太さんのコメント

私の住む町から少し神戸方面に向かうと、桜の名所があります。以前、その桜の名所に住んでいた人と懇意にしていた時期があり、その頃、その方に呼ばれて、よく行ったものです。開花の頃より散り急ぐ頃の方が好きな私は、いつもその時期に訪問し、散りゆく桜の花びらを体に浴びながら春を楽しんでいました。今ではもう懐かしい思い出になっています。

Profaile

高瀬甚太(たかせじんた)

和歌山県出身。15歳の年に単身上阪。以後、さまざまな職業を経験して、35歳の時、出版社に編集長としてスカウトされ、三十年間、出版経営に携わる。500点余の出版物を発刊し、千人強の人たちと出会う。その体験を生かして編集の仕事を辞し、小説の世界に飛び込む。現在、電子書籍を中心に500数十点の本を上梓。現在も精力的に作品を書き続けている。代表作に『大阪人大全』(リベラル社)、『編集長の些末な事件ファイル』『笑わんかい!』『退職刑事 榊原陽一郎』『二十四人の女』『ローランボックルタウンシリーズ』『えびす亭百人物語』(いずれも太陽堂出版より電子書籍として発売中)他多数。

編集部のコメント

桜が散っていく儚さと人がこの世から旅立つ寂しさがなんとなくオーバーラップしてくる作品です。その年に咲く桜を愛でる事や人との出会いは、すなわち一期一会だなと感じました。

人物紹介

甲斐洋一郎
桜の名所に住み、毎年、訪れる友人たちと話すことを楽しみにしている。だが、今年は――。
洋一郎の妻
還暦を迎えたばかりの洋一郎の妻。洋一郎に宮本の住む町を訪問するように薦める。
宮本省吾
甲斐洋一郎の南紀地方に住む友人。大腸がんで余命いくばくもなと診断されている。
楠本
洋一郎の会社時代の友人。
三浦
洋一郎の会社時代の友人。
省吾の娘
省吾と同居する、心優しい娘。
省吾の妻
病気の宮本を献身的に支える妻。
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